苦手なんです。

今から20年前、ダメ営業マンから脱出したときの話です。

なんとか売れるようになったものの、

すごく苦手なタイプのお客さんがいました。

 

それは、喋ってくれない人です。

とにかく何も喋ってくれないというのは、
ほんと辛いものです。

一生懸命いろんな言葉を投げかけてみても、
ウンともスンとも言ってくれない。

どんな営業トークも通用しない。
いやぁ~、これには参りました。

この悩みを社長に相談したところ
「みんな同じだ」と言うのです。

「え?みんな同じって??」

「木戸が話しにくいと思ったら、他の営業マンもその人に対して、同じように話にくいんだよ」

確かにそうかもしれません。

「反対に愛想の良い人は、誰に対しても愛想がいいわけだよ」

それもわかります。

チャンス到来!

「だからチャンスなんだよ。話してくれない人と出会ったら、
『これはチャンスだ!』と思って喋ってみるんだよ」

「はぁ…」

チャンスだというのはわかりますけど、
これでうまくイメージが私にはできません。

いつも社長に言われていたのは、
やらない言い訳を探そうとしないで、とにかくやってみること。
騙されたと思ってやってみろ!」

でした。

社長の言うことが腑に落ちなかったのですが、
このアドバイスに従いました。

「う~ん、このお客さんも喋ってくれない人だ。
でも、これがチャンスなんだよな~」

喋ってくれないお客さんに会う度、
心の中でこう言うようにしました。

2週間やり続けても、話ができるようにはなりません。

でも何度かやっていくうち、社長が言ってくれた意味が、
少しわかってきました。

「この人、全然喋ってくれない」という

イライラした気持ちがなくなってきたのです。

ある日、社長が「チャンスだ」思う重要性を話してくれました。

「イライラした気持ちが、無意識に一つ一つの言葉に表れてしまうんだよ。
それがなくなるだけで、相手が受ける印象はかなり違ってくるはずさ。

相手の表情は変わってなくても、実はちゃんと伝わってるもんだよ」

それから3ヶ月たった頃です。

社長の言うとおり、喋ってくれない人の苦手意識が、
いつの間にかなくなっていました。

そのとき思いました。

苦手客の対応は、まずは自分を騙すことから始まる? 写真3

社長から言われた「騙されたと思ってやってみろ!」の言葉のとおり、
騙されもん勝ちですね(^^

■チェックポイント⇒『苦手な人になんとかがんばろうとしないで、チャンスと思ってみよう』

 

 

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